こんにちは。武蔵村山市・東大和市のピアノ・リトミック教室 ブリランテ音楽教室の大塚広子です。
早期のピアノ、リトミック レッスンでは、『リズム感』も身につきます。
リトミックのレッスンは、ピアノの音楽に合わせて、歩いたり、走ったり、ジャンプしたり、しゃがんだりします。
音楽に合わせて動いていきますが、まずは分かりやすく、歩く速さからはじめます。
基本の速さを身につけて、次には半分の早さで「走る音楽」になったり、または倍の早さで「ゆったりした音楽」になったり。
どんどん予測不能な音楽や拍、リズムを聞き分け、それに合わせて動いていきます。
このレッスンでは、『瞬発力』や『判断力』、そして『身体能力』が備わっていきます。
これらの事を繰り返したのち、こんどは難度を上げていきます。
歩く速さから、順不同、予測できないことをたくさん入れていきます。
同じ音楽の中で高い音がパン!と鳴ったり、シャララーンときらびやかなフレーズが鳴ったと思ったら、暗く重いメロディが響く。
その都度の約束ごとが決めてあるので瞬時に動きます。
子どもたちもキャッキャッ言いながら音楽に合わせて楽しんでいます。
しかしリトミックのおもしろさはここからです。
基本ができるようになると次は複合的な課題。
音楽は速さも変わりますし、リズムも変わります。
途中、三拍子の優雅なワルツが流れてきたと思ったら、二拍子のアップビートが刻まれたり。
楽しい感じかと思ったら転調して悲しい色調になったり。
低くコワイ音が出たりもします。
例えば…歩きながら→高い音でジャンプする→悲しいフレーズでスカーフを持ちそよそよと振る→コワイ音では鈴をふる、など。
そして次の段階になると。歩く速さは変えずに、まったく違う手拍子のリズムを加え。リズムとは違う歌もうたっていく!
リズムや音に対して複合的なことが出来るようになることが目標です。
いずれリトミックを卒業し、楽器を奏でるようになるには、一つのことだけでなく、いろいろな事を考え、出来ていかないとなりません。
このようなリトミック・レッスンから、お子さんはどんどん成長していくのです。
余談ですが。
小学校受験をお考えの保護者さまからからも。
ブリランテのリトミック・レッスンは、多くの小学校受験での科目『行動観察』『運動』に必要な能力を楽しみながら短期間で伸ばすことができると大好評です。
我が子の経験から…小学校受験塾では、たいてい厳しい指導が行われ、お子さんたちはやるべき課題よりも講師の先生の顔色をうかがっており。
上達から遠のくこともしばしばなのです。
4〜5歳からのピアノのレッスンにおいても。
リトミックでの音に対する反応の早さが訓練されていると、リズムの理解や対応力も高く、楽譜も正しく読めます。
どんどん弾けていきます。
楽譜をみて、音はわかってもリズムを理解する…時間・空間を形作るのは難しいことです。
高い能力と言えるでしょう。
基礎的なリズムの理解ができていると音楽性をたくさん伸ばしてあげられますし、お子さん自ら音楽性豊かな演奏をしようとしていくのです。
またリトミックでたくさんの複合的な経験していくと、音楽のみならず、いろんなことへの『反応が早い』子どもになります。
「打てば響く子」といいますか、利発で快活なお子さんになるようです。
リトミックでは、未経験の大人がやろうとするとかなり難しいことも、お子さんにレッスンするとどんどん出来るようになります。
判断力と俊敏性が高まって感性も磨かれるのです。
毎回のレッスンで、『聞けて→感じて→動ける。』この成長の様子が見られていくことは、私にとりましても大変やりがいのあることです。
これからも実力をつけることを第一に。そして「あ~楽しかった!!もう一回やりたい!!」と言ってもらえるようなレッスンを心掛けてまいります。