こんにちは。武蔵村山市・東大和市のピアノ・リトミック教室 ブリランテ音楽教室の大塚広子です。
音楽を小さいころから始めて一番よいこと…それは
「よく聞けるようになる」ことだと思います。
『よく聞ける→よく考える→行動できる』
また音を聞こうとすることは、言葉にも敏感になります。
ママやパパのお話しが聞ける。
先生のいうことを聞こうとする。
お友だちの言うことも理解しようとする。
よく聞くことは、よく考えることにつながるのです。
そして次には、どう答えたら良いかな…と「的確に答えよう」と思考が働きます。
小さいときにこの「よく聞く。」そして「しっかり答えようとする」ということが身につくと、その後の小学校生活はじめ、いろんな場面でのコミュニケーション能力が高くなり、お勉強はもちろん、様々な習い事にも大きく役立ちます。
そして伸びます。
「聞く」ことは全ての基本。
聞いて→考えて→行動 が速やかにできるようになります。
その『よく聞く』という能力が早期のピアノ、リトミック教育ではより確実に身につきます。
ピアノ、リトミックのレッスンでは『耳を澄まして聞く』ことに重点をおきます。
音を聞いて、それはどんな音なのか。
じっくり聞かせると、分析する力が自然についてきます。
いつも美しい音を聞いていると、それを心に刻もうとしますし、そして今度はそれを自分で再現したくなります。
歌声で、ピアノで。
美しい音はどういう音かな?どうしたら出せるのかな?
もちろん美しい音を聞き分け、自分で再現するには、いろんなアプローチでレッスンすることが必要です。
まず簡単な和音からの音当てクイズ。
ドミソ、ドファラ、シレソの基礎からはじめ、次にはたくさんの種類の和音を聞かせます。
そしてたえず質問したり、体で表現させながら感じさせます。
また、親しみと情緒あふれる童謡も歌いますが、その伴奏にもさまざまな美しい和声を織りまぜて歌っていきます。
ジャズなどで使われているオシャレな音も使い、どんな響きがするか比べてみたりします。
いろんな音の響きを聞かせることによって敏感に反応出来るようになります。
これが音楽を楽しむ基礎となります。
小さい頃からモーツァルトやベートーヴェン、ハイドンなどの200年以上も受け継がれてきた普遍的な音楽を聞かせる。
また近現代のマーラーやラヴェルやシュスタコービッチなどの変わった音色もいろいろと聞かせる。
そうして豊かな音から感じとる力をつけていきます。
素晴らしい音楽を聞いて素晴らしいと感じられることは、大きな喜びにもなります。
小さい時に『敏感に感じ取る耳』を育てていく…言葉も音楽も聞いて感じ取れる。
それはこの先の人生をより豊かに彩る宝物になるはずです。